契約書の取扱注意
今日は契約書の作成が2案件あったので、
1日事務所に引きこもりでした。
契約書は、文書自体の起案作成も大切ですが、
各条文のもつ意味や、契約書自体の重要性を契約当事者自身が理解する
ことも非常に大切。
流れ作業で扱ってしまうと、とんでもないことになります。
毎月いくつかの決まったパターンでの販売契約などがあり、会社所定の契約書を
契約者名と目的物の概要のみ打ち変えて使用しているところは要注意!
これがパターン化してしまうと、担当者が契約書本文をきちんと
読まなくなってしまう傾向にあります。
パソコンで表題部と記名欄のみササッと打ち変えて、ノーチェックで
そのままプリントアウトして契約締結… おそろしいことです。
別なパターンでの定型契約文書を間違えて使っていて、まったく内容が
マッチしていないにもかかわらず、契約締結後もそれにきづかないなんて
いう、信じられないことが起こります。 慣れは本当に怖い。
契約書は、物理的にはただの紙切れだけど、小さい会社ならそれ1枚で
会社が飛んでしまうリスクももった、怖い紙切れでもあります。
いつもの契約書でも、締結する前に必ず全文を、読み返してくださいね。
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