福岡天神の波乗り行政書士　海と仕事のブログ

社会保険（厚生年金・健康保険）に関する調査が、不定期ではありますが

実施されています。


加入させるべき人を加入させているか、保険料の算定基礎となる資料

に誤りはないか、決められた届出をきちんとしているか…　などを

調査。


　通常、社会保険事務所（年金事務所）に、賃金台帳、出勤簿など、関係書類を

持参・提示してヒアリングを受ける形式でおこなわれます。

払うべきものをきちんと払って、決められた書類をきちんと整備しておけば、

何の問題もないわけですが、いろいろ抜けてしまう会社さんも多いようです。


この調査において、

・きちんとしているので問題なし。
・ちょっと心配な感じなので、たまに調査しとこ。
・かなり不素行。立ち入り調査しないと！

ざっくり言うとこんな感じで、企業のランク付けがされてるようです。


社会保険関係は、人によってはかなり軽視されてる方もいますが、

ケースによっては、遡っての保険加入→多額の一括負担を強いられて

しまう場合があるので、注意が必要です。



起業相談にくるお客様の中にも、

「社会保険に入らなくてもいい方法ありますか？」とか

「知り合いの会社は入ってません。大丈夫なんでしょ？」

とか、同意を求めてくるお客さまもたまにいらっしゃいます。



「節税」(というか脱税)の場合でもそうだけど、金銭的な負担が大きくなるので、

「できれば…」という部分はよくわかるのですが、

基本的には、“払うべきものを払ったら利益が上がらない”

というビジネスであれば、根本的に考え直しが必要だと思います。


負担する余力は十分あるけど…　払いたくない…と、いう場合は、

「本当はダメだとわかってて無視！」

「もしバレたら潔く罰則を受け、払うものは払う」

というスタンスであれば、やむなしでしょうか。(もちろん良くはないです。)


「○○さんのところもそうしてるのに～」

「○○さんがいいって言ってたのに～」

「ぼくは社長だから細かいことはわからない。どうなってんだ～」

と、なる方の場合は……　


…サラリーマンに戻ることをおススメします。